コロナウイルスの勢いが増しています。
今後は、東京で爆発的に感染者が増加し、全国各地に感染者が散らばり、各地での感染も増加すると可能性もある状態です。
五島列島で感染者が出て、感染拡大するとパニック状態になる可能性があります。
食料品が不足し、スーパーから食料品がなくなる事態を防ぐ必要があります。
五島として、どのような対策が必要なのか
密室空間、密室場所、密接場面を減らすことが大切
カラオケ、スナック、パチンコ、居酒屋などはリスクが高いため避けることが勧めと思います。
パチンコ店も、自粛でする必要があります。五島では高齢者がパチンコに行くことが多く、一気に感染拡大が生じた場合は、取り返しがつかない事態に繋がりかねません。
経済活動も維持しながらといいますが、感染拡大が生じた場合は、経済活動も中断する気持ちで対応が別途れます。
イベントの中止を行う
五島では、毎年様々なイベントが催されます。
マラソンなどのイベントもあり、2020年冬に椿マラソンが開催されました。
幸い感染者が出ませんでしたが、次のバラモンキングなどは世界中から参加者が来る可能性があるため、中止しない場合は、感染者が出る可能性があります。
その他のイベントも、感染が落ち着くまで中止が安全です。
なぜ、そこまでコロナウイルス感染が五島に出ると危ないのか?
まず、五島市の医療状況を確認します。中核となるのは五島中央病院です。
感染者が入院するのは五島中央病院しかありません。
五島中央病院の医療状況はどうなのか?
①陰圧室はあるものの、ベットの数が限られている。10人を超える状況であれば、個室管理になるが、周囲に感染してしまう可能性がある。
②医療資源の不足
人工呼吸器の台数が少ない!!!
体外循環(ECMO)がないため、呼吸器で対応できない場合は治療の手立てがない
酸素投与にも限界があるため、五島列島でのコロナウイルスが一気に感染拡大することは避けなければならない。
③コロナウイルス患者だけでなく、心筋梗塞、骨折、がんの患者さんの治療も継続する必要があり、病床が限られています。
五島中央病院の医療崩壊を避けるためにどのような対策が必要?
① コロナウイルス患者が増えた場合、外来を五島中央病院でしか対応できない患者さんのみに厳選し、高血圧や糖尿病など近隣の病院や診療所でも問題ない患者さんは、近隣の医療機関で処方してもらうようにすべきです!!
電話対応をすると、電話がパンクして病院機能が麻痺するため、避けなければいけないと思います。そもそも、軽症の患者さんの受診は近隣の医療機関で対応すべきです。
② 近隣の病院と連携する
五島市にある病床がある病院で、中心になるのは、聖マリア病院と郡家病院である。
感染者が増えて、入院患者が増加した場合は、近隣病院に転院をお願いする必要があります。
各医療機関は、もしもの事態のために、入院患者が受け入れられる状況の目処は付けなければいけないと思います。そのために近隣人ホームなどの施設の協力が必要です。
病床を確保して患者さんの受け入れ態勢を整えることがまず大事です。
③院内感染が生じたら、どうするのか?
五島での医療資源は限られるため、院内感染が生じたとしても、診療を継続し、できる限り感染拡大を防ぐための対策をする必要がある。
最後の手段として五島市はどのような対応をすべきなのか?
もしコロナウイルスの感染拡大で患者数が増加するような事態が実際に起きてしまった場合は、緊急事態宣言を発動する必要があります。
その場合は、公的施設だけでなく、パチンコ、居酒屋、ショッピングモール、カラオケなどの店を閉め、スーパーと調剤薬局のみ開けるようにする必要があります。
最終的には、島封鎖も考え、人の行き来も制限し、物資のみの移動のみに制限する必要があるかもしれません。
イタリアのような状況になる危険性も考慮しつつも、決してパニックにはならず、冷静な対応が必要だと思います。